スケジュールの関係で、最初で最後の観劇でした。
好きか嫌いか、ときかれたら、「嫌い」かな？(^^;;
でも、忙しい中をムリクリ行っても、後悔してないことも確かです。
う〜ん・・・私の代わりに爆破してもらった・・・かな（謎）

自分は犯罪に手を染めるつもりもなく、またできもせずに生きているけど、かなり爆発寸前まで来ていたりします。
それは、きっと私だけじゃない、とも思っています。
実際、自分が爆発してしまったら、今後の人生がかな〜りヤバイことになることがわかっているので、芝居のラストに甘やかな期待もできません。
この世なんて、個人の力で変えることなんてできないとも思ってるけど、変わってほしいと思う切実さもわかります。そういう幻想を信じたいとも。

おそらく、私は宮寺に自分を見てるのですね。
私の席からは、ラストでは宮寺の背中しか見えませんでした。
私の分身が、私に背を向け破滅の道を歩んで行く、私の代わりに・・・そんな風に見えました。
そして、背を向ける寸前、私は彼に何かを託した気がするのです。
私はしばらくは、胸にわきあがるものを抑えて生きていけるでしょう。
・・・これも一種のガス抜き？（笑）

＞・・・これも一種のガス抜き？（笑）

過剰な想像力は、行動する力を奪うのか、現実を生きるための杖となるのか…難しいところですけど。でもやっぱり、ガス抜きは必要だと想います(^^)

ところで、話それますが、本気な松雪泰子を演じている宮寺さん、ちょっと好きでした（笑）

楽のマチネに拝見しました。
ツンツン頭がかわいかったです〜(笑)。

で、芝居の感想はと言うと、残念ながら私は好きなジャンルではありませんでした。
宮寺さんも普段はとぼけてて、気に入らない部分を突つかれると逃げて。
でも実は一番嫌なヤツだったという、こういう人物一番嫌いです(苦笑)。

そして自分の中に渦巻く嫌な感情をこういう形でしか出せなかった宮寺はかわいそうだな、とも思いました。
ほんとにもう極限状態だったんでしょうね。

実は桂さんの悪役は好きなんですが(笑)、
いい人ぶってて実はってのは本気で嫌なヤツって感じで嫌かな(笑)。
難しい役どころ、お疲れ様でした。

ツンツンでしたね〜（笑）

＞普段はとぼけてて、気に入らない部分を突つかれると逃げて

なのに、中瀬くんも大河内くんも結構キツイこと言ったあとに、宮寺さんになんか言われるとしたがっちゃうので、後輩にもまだだよ〜と想われながらなんとなくほっとけないひとという設定なんだろうか…と想ったりもしてました、あたし(^^;;;;

本質に関係ないことですけど
中瀬君との会話で
「じゃ、何を警戒してるんだ？」「・・・やぎ？」

すごく好きでした（笑）

＞でも実は一番嫌なヤツだったという、こういう人物一番嫌いです(苦笑)。

(笑)。
そーかぁ。私は宮寺さん嫌いじゃない、と言うか好きでした。
ちなみに「うわっ、こーいう人は苦手だ．．．。」と即感じたのは万代さん。(苦笑)
だから万代夫妻を前にして屈折して行く宮寺さんに共感出来たのかな？と思います。

皆さん熱く語ってらっしゃって、私も仲間に入れていただきたくてお邪魔致しました。
私は曽世さんのファンで、ぶっちゃけ曽世さん目当てだったんですが、桂さんも高鹿さんもかっこよくてびっくりしました。
ラストの桂さん、ほんとよかったです。
私は「悪いことした人はちゃんと報いをうけなきゃならない」って頭があったので、最後の宮寺さんは死んだんだと思ってました。
あのまま死んでたら、宮寺さんの本心はどこに行ってしまうんだろうと思って、切なくなってたんですけど。
死なないかもしれないんですよね。
ラストシーンのあと、万代夫婦や中瀬くんは、宮寺さんのことどう受け止めるんだろうなって、見終わったあと考えました。
死んじゃってたら「変わってたけど、いいやつだったよな」って言いながら葬式でるのかな、とか。
宮寺さん、友達いなかったのかなー。友達に言えてたら工場爆発しなくてもよかったかもしれないのに。
その辺考えると、中瀬くんの存在も微妙になってきて切ない…
ちょっと自分でも何書いてるのかわかんなくなってきました、ごめんなさい。

私は「チェルシーとフリスビーしてる万代」を話すところがすっごく好きです。
その場面に万代はいないのに、絵が見えたので。
って結局、印象に残っているのは好きな人なのね…

おいでませ ＞ マカロン さん

どうぞ、いっぱい書いてくださいませ。この掲示板は8月の1週目くらいまでこのまま置いておこうと想っているので、ごゆっくりしてくださいませ。

＞チェルシーとフリスビーしてる万代
あ、あたしも、広い芝生の公園の中、嬉しそうな万代さんとへろへろなチェルシーが浮かびました(^^;

＞管理人だったらよかったのにね。それならもっとストレートにいえたでしょ。
水木さんが宮寺さんにそういってました。いろいろ饒舌だったけど宮寺さん、抱えている違和感を回りのひとにわかるようにコトバにできなかったんじゃないかな、と想いました。

＞って結局、印象に残っているのは好きな人なのね…
それは、やっぱり、好きだからね。お互いに（笑）

お久しぶりなのですが、殆どはじめましてになりますm(_ _)m

「SLEEPLESS」拝見いたしました。
最後のシーン、カラフル・・・の降りしきる中、桂さんの背中を見ていました。
何て表現したらいいのか・・・未だに全く分かりませんが
一緒に行った友人と一致した意見は「切ない」「色っぽい」でした。
（百鬼しか見た事のない人でしたのでビックリしてました）
もっともっと色んな桂さん（の舞台）が見たいと思いました！

最後のシーン、正面からご覧になった方がいらっしゃいましたら
どんな表情をしていたのか、なんとなくで全然かまいません
教えていただけませんでしょうか？
気になって気になって仕方ありません。

長々と失礼致しましたm(_ _)m

深呼吸して横断歩道を渡りました。

>かつら様
ありがとうございます。
ご本人様からコメントが頂けるなんて夢のようです(*^^*)
ヘッドライトの中、すっと背筋を伸ばした後姿、とても印象的でした。

おいでませ ＞ まみ さん

あたしが拝見したときは、宮寺さんは静かに光の方向をみつめていました。
最初、後ろ姿で拝見したときは、少し微笑んでいるのかもしれない、と想像していたので、てっちさんが書かれていたように怖いような切ないようなふしぎな感じがしました。

実はあたしはあのラストシーン、車に轢かれてしまったのか、轢かれなかったのか気にしていませんでした。赤信号を左右確認もせず渡れた宮寺さんにとって、車という「危険」は当然予想されたもので、そこから先はまた別な物語の始まりのように想ってました。予感させて終わるのは幕切れとしては映像的だったのかも。

はじめまして。綾（中村）ファンのゴミ絵と申します。
この期に及んでまだ胸のモヤモヤが晴れず、こちらに伺えば何か答えを見い出せるかと思い、お邪魔いたしました。

綾は、宮寺さんの元カノな訳で、彼女も言ってるように、
「誰よりもあなたのことを知っている（うろ覚えです）」はずなのに、
宮寺さんがことごとく会話を逸らそうとしたのはなぜでしょう？
なぜ、誰かに、自分の考えを伝えようとしなかったのでしょう？

恐らく綾は、宮寺さんとは、いろんなことを言い合える、いい関係だったのではないかと思うんです。別れる前も別れた後も。
（万代さんとは、お互いが気を遣い合うあまり、まだそういう関係を築けてないように思うので、、。）
そんな関係が見え隠れするのに、宮寺さんは真実を語らない。
いや、語っているのに、綾が気づかない？？

、、といろいろ考えてるときりがなくて、、。

もし綾が真実を知ったら、悲しいというより、寂しいだろうなと思うんですね。なんか切ないです。
とりとめなくて失礼いたしました。

こんばんは。私も綾（中村）ファンなので、なんのかんの言いつつ、綾を中心に見ていました。

　私も、ゴミ絵さんと同様、元彼・カノ関係の宮寺さんと綾は、たぶん万代以上に、言い合える関係だったんじゃないかな、って思ってます。言葉は悪いが、「腐れ縁」みたいな、結婚しなくても、いっつも近くにいて、お互いを良く知っているというか。
　…のはずだったのに、新しい工場が出来て、街が出来て、万代が現れて…。ボタンを掛け違えたように、少しずつ、宮寺の想いが、綾に届かなくなっていったのかな。
　綾は普通の女の子で、万代という「正解にまみれた男」（by宮寺）の陰影のない「正しさ」に眩んでいるうちに、普通の男の陰の部分が、わからなくなってしまったのかな、とか。
　宮寺さんは、結構、綾に何か伝えようとはしていたと思うのです。でも、上手に伝えきれなかったし、綾も（綾は綾で精一杯だったと思うのだけれど）、彼を受け止めきれなかったのだろう。
　・・・って、↑は、私の想像した２人の関係なんですけれども、なんというか、段々すれ違ってくる「過程」がもっと描かれていたら良かったのにな、なんて思って見ていました。一夜の間にいろいろ事件があって、口喧嘩したりするのだけれど、その中身が、ちょっと唐突な感じがしないでもなかった。もうちょっと、２人の過去に積み上げた歴史を感じたかったです。（なんて、エラソーに(--;）

おいでませ＞ゴミ絵 さん

下にもかきましたが宮寺さんがうまく伝えられなかったということもあるような気がするし、書き込みを読んでいて、身近なひとほど、気持ちが見えなくなっちゃうってこともあるのかもしれない、と想いました。

土曜日８時の資源ゴミのエピソード、あれ身近なひと（弟とか）だったら、あたしも冷静に「結局そのダンボール、どうしたの？」って尋ねちゃうような気がする。で、小さくして捨てたというちょっとナサケナイエピソードの方が心の中に残っちゃって、最初の苛立ちはどこかにいってしまうような気がします。

中村音子さんのサイトに楽屋の様子がUPされていました。ハーちゃんと散歩する高鹿さんや座長なかつらさんのお姿もございました(^^)

＞中村音子　OFFICIAL WEBSITE
http://www2.odn.ne.jp/~cho28030/