はじめまして♪
なんだか流れ流れて辿り着きました。
いやはや、書き込む気はさらさらなかったのですが
皆さんの書き込みを読んで思わず・・・。

SLEEPLESS、観れば観るほど、
考えれば考えるほど深みにはまっていく。
２回ほど、観に行ったのですが
今でももっと観たいと思う。
何故なら１回目と２回目とでは感じ方が
全く異なったので。
正直言ってはじめはわけがわからなかった。
ただただ胸が苦しくなっただけで。

２回目を観て、考える。
宮寺のこと、中瀬のこと、部長のこと、万代のこと。
最後の方で部長に「僕の証言は期待しないでください」
みたいなこと言ってるときは、
めちゃくちゃ頭にくるのですが、携帯を切ってるときの
宮寺の顔を見るとなんともいえない。
あと、全てを知ったら中瀬くんは何を思うのだろう？と。
あぁ、ついぐるぐると考えていたことを書いてしまいました。
すみません。（＾-＾;

最後に。
私も「やぎ？」大好きです（＾０＾）

おいでませ＞蔵馬姫 さん
ぐるぐるを書いてくださってありがとうございます(^^)

＞あと、全てを知ったら中瀬くんは何を思うのだろう？と。

あたしも、余白というか舞台上に現れなかった気持ちが、観終わったあと気にかかるお芝居だったような気がしています。

役者さんたちが担っていた戦略についてもうひとつ思ったことがあるのですが、「正解が転がっている」という台詞から、あの役柄の人物像が驚くほどすっとイメージできたのが今でも忘れがたいのです。そのことから改めて気づいたのが、スタジオライフの役者さんたちって、ややこしい物語を解き明かして行く力がものすごく強くていらっしゃるということ（強力な原作を舞台化されることが多いためではないかと思います）もちろん、ライフの舞台で提示されるのは、狭き門より入る者だけが手にできるちゃんとした正解ですが、その正解力（ってそんな言葉はないですが）(^^;;を乱用させてみる（例えば、正解がひとつであってはいけないような局面などで）ことでああいう人物像が立ちあがってくる、ということだったような気がします。
そして一方、桂さんのお役は、これはもう考えれば考えるほど謎の方が多いぐらいな感じで、これも花組の作品の指向、謎を謎のまま観客に手渡してしまうことも多いという（途中まで解いてみせたところでいきなり、ということも少なくなかったりしますよね）とこう考えてくると、アテ書きって、その役者さんのキャリアにあてて、ということもありうるのだなあと。
多すぎる正解に溺れる人、正解を手にすることができず溺れる人・・
ラストシーンを思い起こしつつ、彼にとっては、行くもとどまるも地獄だったんじゃないかなあ、なんてことを考えたりしています。

あたしはスタジオライフは拝見したことはないのですが、かつらさんのの役所が劇団でいままで演じた役所に近いという印象は同じでした。作家の方は花組のかつらさんはご存知だったのかな？アテ書きではなくキャスティングされた方が、それぞれの役者さんの持ち味を理解されていたような気がします…。

物語だけ考えると、万代さんってキレイで清潔でルールに守られた街うそのものに想えるんですが、曾世さんの万代さんみていると、いいひとで、宮寺さんはそれなりに万代さんを友情があるようにみえました。

公演が終わって一月近く経つのに
まだSLEEPLESSのかけらが心に残ってくれてるのかな？
嬉しいです。
俺も外部でやらせてもらった公演で、２番目に心に残ってます。

「正解が転がっている」「どうしてお前の周りだけ正解が散らばってる」は、ある意味、宮寺の苛立ちの源かもしれませんね。
同じようなセリフをその後にも言ってるんですよ。
全部書いちゃうと、自分のやった芝居の説明をするみたいでみっともないから書かないけど（笑）

実は今回の芝居、アテ書きではないんです。
倉持君は俺の芝居、SLEEPLESS以外では観てません。
未だ（笑）

＞「どうしてお前の周りだけ正解が散らばってる」

は、かなりズキンとしたセリフでした。
似たようなこと言われたことあります＞整理整頓しすぎって（^^;;

ただ、会社生活では効率よく正解を見つけつづけなくてはならないという面もあるわけで、それで見落としてしまうこともあるんだろうとおもいますです(^^;;

皆さま、おいでくださってありがとうございました。
15日で、こちらの掲示板を一端終了させていただこうと想います。
（ＬＯＧはまとめて公開予定です。）

このモヤモヤをはきだしたい！っと言う方はお早めにどうぞ。

また、こうした機会がありましたら、よろしくお願いいたします。