No.19 高鹿さんのところから… 投稿者:てっち - 2003/07/11(Fri) 18:30:33 [返信]  
えーっと。
初めまして、てっちと申しますです。
高鹿さんのHPへの睦月さん書き込みを読んで、
思い切って(笑)遊びに来ました。
遊びに来ちゃったからには、一筆…

公演、とりあえず、初日に一度観ました。
とりあえず…っていうのは、もう一度、楽を観るので(笑)

実は、
桂さんをライブで拝見するのは今回が初めてでして。
知人に、花組芝居の猛烈なファンがおりますので
多少の知識というか、認識はあったんですが。

もう、とってもビックリしました。
ビックリっていうか
(そういうと、期待してなかったように思われちゃうかもしれんなぁ…いや、決してそういうわけではなくて!)
スゴイ!と思ったわけです。桂さんって。
初めての私には、鮮烈すぎ。
目が、いつのまにか追っちゃってました。
何がスゴイって聞かれたら、
ボキャブラリー少ない私は苦労するんですけれど…

幸運な事に、座席の関係で、
最後のシーンにむかって
桂さんの表情なんかを、ばっちり観る事ができたので
切ないっていうか、怖いっていうか。
納得というか、そうなの?とか。もう、いろいろ。
ゾクゾクしちゃいました。

で、
桂さんの本公演を観てみたい!と思ったわけです。
また違った桂さんが、活躍されてるんですよね。きっと。
その前に、
楽で堪能させてもらいますわ。とりあえず(笑)

あ。
一筆…と言いながら、意味不明な書き込みになってしまった感が(笑)
なので、これにて撤収しますです。

今日も、そろそろ公演が始まりますね。
今頃何をなさっているんでしょう?桂さんや高鹿さんは。
想像するのも、ちょっと楽しいですよね。
想像が、妄想にならない程度に…(笑)

そう言えば、
鞄の中に「カラフル〜」が、入り込んでおりました(笑)







No.21 Re: 高鹿さんのところから… 投稿者:froufrou - 2003/07/11(Fri) 20:22:51
いらっしゃいませ(^^)
桂さんの役ってすごく大変そうですよね。膨大な台詞&動き、精神的にもハードそうな・・
そのあたりのギリギリ感(?)が、役柄上の凄みを増す効果もあげていたような気もするのです・・


No.23 Re: 高鹿さんのところから… 投稿者:睦月 - 2003/07/11(Fri) 23:17:13
おいでませ>てっち さん

どうぞ遊んでいってくださいませ。
かつらさんのことだけでなく「SLEEPLESS」というお芝居から刺激されたあれこれも含めていろいろとお話できたら嬉しいです。

>納得というか、そうなの?とか。もう、いろいろ。
桂さんの表情って、観ているひとの想像力を刺激するように想えます。それもひとつではなくて複数の感情や想いとを同時に。そういうえば花組でもそういう謎を含んだ表情で終わる役が印象深いです>「日本橋」の葛木や「かぶき座の怪人」の恋松とか。

ぜひ機会がありましたら本公演のかつらさん、ご覧ください。
花組芝居は公演ごとにスタイルが違うのでいろんなかつらさんに出会えるとおもいます。

>花組芝居(7/24から「シャンソマニア」@草月ホール)
http://www.hanagumi.ne.jp/


No.18 閑話休題 投稿者:睦月 - 2003/07/11(Fri) 13:06:59 [返信]  
SLEEPLESSは、工場を囲んで街全体が同じ会社で構成されている設定です。社宅などには住んだことはないんですけど、その設定だけでサラリーマンとしてはとても息苦しいですね。

趣味を同じくするってことがなければ、会社のひととの会話って、仕事関連かプライベートなウワサ話か野球にプロレス(ウチの会社だけかしら(^^?)だったりする。いつも同じようなことの繰り返し。その上、会社と生活が切れ目無く続くとなると、しんどさも増すような気がします。拝見しながら、そういうことも頭の片隅で考えていました。

そういえば、その昔「少しは野球に興味持たなければだめだ!」と先輩に忠告されたことがありました。言ってくださった方は周りと共通な話題を持て、という意味で忠告してくださったんだと想うのですが…でも日々の勝敗の行方までには結局、興味持てませんでした(^^;;

で、いまは、まわりがあたしに「まだ追っかけしてるのか?」と芝居の話を振ってくれるという状態に(笑)


No.20 Re: 閑話休題 投稿者:froufrou - 2003/07/11(Fri) 20:13:07
いつもお世話になっております。水曜日に拝見しました(^^)

個人的には実は(後から思ったのですが)どこかアメリカの地方都市に置き換えて考えてみた方がわかりやすいような気がしました。デビッドリンチのある種の映画に描かれているような、小市民的な風潮と閉鎖性が紡ぎ出す閉塞感、出てくる人物がみんな少しずつ狂っている、健全な人たちも健全さがどこか偏執狂的・・
スタジオライフの役者さんって、いわゆる赤毛ものっぽい身のこなしや立ち方に特徴を感じるのですが、曽世海児さんはそいうのをちょっとはずしてらっしゃる印象があって、ライフではちょっと異色の存在という印象があったのですが、今回は、あえて確信犯的にそういう動きをなさっているような気がしました。そしてそれもあって、あの人物の行動などが、ピューリタニズムの国アメリカの、ある種の人々のイメージに重なるようにも思えたのです。自分の国が世界の警察たりえると無邪気に信じ込んでいるような人たち・・

そして、桂さんとの対立の構図が、すごいくっきりしていて、お二人の出自の違いが、まったくタイプの違う人物、としての対比を際立たせていたような気がします。(そして、ああいう男の子に乗り換えちゃう女の子の気持ちもすごくよくわかる〜、どちらもそれぞれ何かが欠けているけれど、少なくとも前と同じ思いはしなくてすむから)余談ですがあの劇場って、見上げるとオペ室の明かりがかすかに見えるんですよね、ということを久しぶりに思い出していたら、みんなの住んでる建物の明かりが見える方向、と指差されたのがたまたまオペ室の方で、おお(^^)、と思ってしまいました

>芝居の話を振ってくれる
それはうらやましいです(^^)



No.22 Re: 閑話休題 投稿者:睦月 - 2003/07/11(Fri) 22:45:11
ちょっと別な掲示板にも書いたのですが「俺たちに明日はない」とかあの頃の映画も思い出しました。若者のものとされた苛立ちや暗い想いがいまは上にも下にも広がっているような気がしました。

>少なくとも前と同じ思いはしなくてすむから
ああ、それは想いもよらなかった視点のような気はする。そうかあ…
綾さんと宮寺さんの関係が初日にはあまりピンとこなかったので。綾さんはもう過去のひととしてサバサバしているようには想えたのですけど。


No.24 ああああ 投稿者:睦月 - 2003/07/11(Fri) 23:28:23
すいません。タイトル、使い方間違えてました>閑話休題
ちょっと横道…というつもりだったんですが…他でも同じミスしているのでした(^^;;;


No.25 あぁ、よかった! 投稿者:ナナ - 2003/07/12(Sat) 00:37:05
>タイトル、使い方間違えてました
そーですか。私が「一晩寝かせたカレー」とか無駄な事言ってるから閑話とご指摘を受けたのかと・・・。
コレで安心して寝られます。←ハッ!睦月さんてば、私を
「SLEEPLESS」にする気だったのですね?!(爆)

思い出したので、もう一言。
曽世さん、登場するたびに良いかほりが・・・。(^^;


No.26 演劇ぶっく8月号 投稿者:睦月 - 2003/07/12(Sat) 23:01:40 [返信]  
中瀬くん役に小林高鹿さんが、今発売中の演劇ぶっく8月号の「cherr up! 」に登場されてます。小林さんも8/15からTOPSで劇団公演なのですね。しかも公演の上演前にビッグコミックスピリッツを宣伝する『劇CM』の台本は小林さんだそうです。

SPEEPLESSを観ていて、作の方が演出したらどんな空気になるのだろうと想ったので、拝見してみようかな、と想ってます。プロデュース公演はいままで知らなかった作家や役者さんに出会えるのも観る側には楽しみのひとつです(^^)

>ペンギンプルペイルパイルズ
http://www.penguinppp.com/


No.27 二回目… 投稿者:睦月 - 2003/07/13(Sun) 00:50:42 [返信]  
拝見してきました。
ラストシーンの表情が拝見できる席だったので眼に焼きつけてきました(^^)

>どうしておまえの回りだけ正解が転がっている
宮寺が万代に言うせりふですが、ずきん、としました。
自分も正解を振りまわしてしまうときってあると想ったので。でも必要なのは現実に即した落しどころだったりもするんですけど…。

>綺麗すぎる
降り注ぐカラフル…の下で宮寺さんがいうのが、なんともいえない感じでした。


No.28 Re: 二回目… 投稿者:nazca - 2003/07/13(Sun) 01:37:28
私も2回目拝見してきました。
初日よりも少し余裕をもって観ることが出来まして、より楽しむことが出来ました。

>>ラストシーン
宮寺さん、車を見ながら全然よけようとされてませんよね。
その表情を見た時、私には死ぬことを受け入れてるというのではなくて、これでこの街は変わったのだから、自分は死ぬはずがない、車は止まるはずだ、と信じているような、賭けているような感じがしたのです。
それが初日に観た時は轢かれてしまったように思えてなんとなくしっくりしませんでした。

でも今日観ましたら、あのシーン、最後の最後に信号が青に変わるのですね。ちょっと遅すぎるくらいのタイミングで。
そうすると、もしかしたら車は止まったのかもしれない。やはり止まらなかったのかもしれない。
表情も含めて、様々な風に取れるように思えて、それならいいかという感じがしました。

>>カラフル〜
本当に綺麗で切なくて印象的です。


No.29 最初で最後 投稿者:くりすぴぃーぬ - 2003/07/13(Sun) 23:37:12
今日、ようやく拝見できました。
諸事情で、拝見できないんじゃないかと心配だったのですが、
今日時間ができ,拝見できて本当に良かったです。

宮寺さん、なんかとっても身近に感じました。
一つ、ボタンを掛け違えたら、あぁなるのかもしれない。
帰り道、しとしと雨の降る中歩きながら、色々と考えてしまいました。

桂さんの表情、時に現状からちょっとだけ脱皮したい、ごく普通の人間。
でも、ひょっとした時に見せる狂気の表情が気になって、「やっぱり彼が犯人なのかなぁ〜」と、ゾッとしちゃいました。
「あの時も。。。そうだあの時も、彼はこんな表情をしてたぞ〜〜〜。。。」
って、思い起こすとホントに怖い。
でも、切ない。切ないよ〜〜〜〜〜。
心が痛くなるほど、彼の気持ちはわかるな。。。。。。
そんな今宵の舞台でした。

お疲れ様でした、桂さん。
でも、すぐに『シャンソマニア』ですね。
桂さんのシャンソン、楽しみです♪
どうぞ、お身体に気をつけて(^_^)~


No.32 Re: 二回目… 投稿者:睦月 - 2003/07/14(Mon) 21:41:01
「SLEEPLESS]ご覧になれて良かったです(^^)

>表情
印象的でしたよね。
謀りごととは別に、綾に「絶妙のポジションどりね」といわれたときの表情も好きでした。いつもこんなふうに問い詰められちゃったのね、と。

敷地外…は使わないけど、勤務時間外だぜ、と想うことは時々あります。公演終了後に友人と話していたのですが、会社勤めにはヒリヒリ感が身にしみます(^^;;;


No.30 やっと見ました 投稿者:うりまる - 2003/07/14(Mon) 00:54:06 [返信]  
千穐楽が初見ってのは辛い! 仕事の都合でどうしても平日来られなかったとはいえ、うー、もう1回見たいよお。
円形劇場そのもののように、どの角度で見てもどうとでも受け取れる余白の多い芝居だわ、と思いました。

個人的にはやっぱり、宮寺にものすごく想い入れて見てしまった。最後は…生きていてほしいけれど。どうでしょう。

言葉ひとつひとつが痛い作品で、かつらさんがご自分のサイトの日記で「台本に書かれた通り一言一句セリフを変えずに言う」と書かれてた意味が、見て、よくわかりました。

以下は、ちょっと妄想モード。1回しか見てないので、誤解もあるかも、ですが、
>これでこの街は変わった
とは思ってないのでは?と私は感じました。

彼、出ていこうとしていませんか、街から。でも、「相変わらず赤信号で止まってしまう自分」に気づいて、彼が壊した、変えたと思ったものが実は何一つそうではなかったことに気づいた…という風に私には見えて、それだけに余計に切なくてラストシーンは泣けました。

自分の発する言葉が理解されないもどかしさ、というのを実は去年、個人的に一時期体験したので、すっごく見ていて辛かったです(^_^;


No.33 Re: やっと見ました 投稿者:睦月 - 2003/07/14(Mon) 21:52:25
>誰にでもわかる、昨日とちがう今日だ
(少し違うかも(^^;;;)

あたしは宮寺が、そして工場がなくなってみて街に住む人々が、昨日と同じではいられない自分になった、そんなふうに想ってみてました。

それまでの自分がつい習慣で赤信号を待ってしまったけど、自分の判断で道を歩き出すということで、宮寺としては自分を取り戻した、というふうに想ったのかなあ〜と想ってみていました。


No.37 Re: やっと見ました 投稿者:かつら - 2003/07/15(Tue) 01:48:55
他の登場人物は案外平気で赤信号をわたるのに、宮寺だけは中瀬君を助ける時と最後に町を出る時にやっとわたれるんですよ。
で、わたった時にはかならず車が通るんです。

ラストのあの一瞬。
俺はひかれてないつもりで演じてました。
もちろん、「俺はそうやってたんだぁ」って押し付けるつもりは全く無く、観る人の感性でどっちにとってもらっても一向にかまわないんです。


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