お邪魔します〜 投稿者: 投稿日:2002/09/29(Sun) 03:18 No.31  

本日2回目行ってきました。
一緒に行った友人が本日初見だったので、パンフは見せずにクレッグさんでびっくりさせてあげました(笑)。
前回見た時よりも髪型が激しくなっていたような気がしたのですが、気のせいかな?

ローマインが初めて事務所を訪れた時、じっとみつめられてドギマギしていたカーターが本日のツボでした。
オープニングや、舞台も額縁のようになっていて、何とも洒落たお芝居ですよね。
しかし、土曜日の夜なのに、後ろ5列ほどが空席なのがもったい無い...。



おいでませ>鮒さん 睦月 - 2002/09/29(Sun) 21:44 No.33  


あたしも本日二回目で拝見しました(^^)
初日より古谷さんが余裕がでてきたせいか全体に陰影が濃くなったような印象をうけました。初日は「女は…」というたびにいや〜みイギリス紳士だわ!っ、と思ってましたが、今日は、はいはいと苦笑いできけました。でもローマインのこと、最後にホントに分かってるのかなあ(^^;;;;

>ドギマギしていたカーター
この書き込みを拝見していたので、そこに注目。きちんとしたカーターさんのどぎまぎ振りがナイスでした(^^)


Re: お邪魔します〜 うりまる - 2002/09/29(Sun) 22:08 No.34  


>いや〜みイギリス紳士だわ!
私、この舞台全体に、イギリス人への皮肉を感じるのですが、それはアガサの原作でもあるものなのかしら。それとも山田さんの偏見?(笑)

ローマインが外国人だといって何かと特別視されるけれど、最後の最後にまったく普通の女性の恋心、愛情(ただ、すごく意志が強靱なだけ)を持っていることがわかるじゃないですか。
それまでの「特別なローマイン」ってのは結局、ウィルフリッド卿、そして陪審員=私たち自身の偏見が映し出されたものでもある、というのがとっても最後、痛烈に感じられたのでした。


遅くなっちゃったのですが。 投稿者:まり 投稿日:2002/10/01(Tue) 13:07 No.35  

24日マチネの回を観ました。
面白かったです。なんだか時間がとっても短く感じられて、休憩の度に「あれ?、もう?」って思いました。最後は口開きっ放しだったかも(笑)って位、引き込まれました。

高密度で硬質なムードで一貫していて、そこが気持ち良かったです。冒頭のシーンで一気にそのムードに乗れたのが勝因かな。見終わった後、「何かで一瞬でもこの完成されたムードを壊されちゃったらリカバリー出来ない」、そんな緊張感を乗り越えた気持ち良さがありました。

あと、セットも効果的でしたね。
部屋のシーンではあえて小さめに作って、余白ならぬ余黒を多くとってコンパクトに集中させてる。逆に法廷シーンは大きく作って、さらに動かして映画の様にアングルを変えて見せたりしてる所が面白かったです。映画といえば、冒頭のシーンも「回想→部屋のズームでリアルタイム」という流れになってて、映画的な転換の格好良さにしびれました。

私がだらしない人間だからか?(笑)、クレッグさんのおとぼけももちろん可笑しいのですが、どちらかというとカーターさんの堅物振りが、より大笑い(苦笑含ム)でした。絶対一緒に居られないタイプのような気がする...(爆)。

そしてレナードの河原さんの動きが気になる〜。(^^;)
主に台詞を言いながらの動き。特にひじから先の動きが別人格(笑)っていうか、体の動きと連動してない感じがする時があって(左手が特に。)、気になっちゃいました。観てても台詞より動きが印象に残っちゃって、「いかんいかん(^^;)」と思ったりして。
いや、単に私が慣れていないせいだと思うんですけどね。
(河原さんファンのみなさま、失礼しました...。)

長くなったのでひとまずここまで。


Re: 遅くなっちゃったのですが。  - 2002/10/01(Tue) 23:29 No.36  


私も総代の左手グルグルが気になっちゃいました。
あと、常に膝を曲げてるところ。(同じくファンの皆様ごめんなさい)
総代はこういう役は向いて無いのでは?と思いながら観ていたのですが、ラストシーンでその起用に納得しました。



暴言かもしれませんが… うりまる - 2002/10/02(Wed) 01:04 No.37  


鮒さん こんばんは。
>ラストシーンでその起用に納得しました。
私は逆でした。「それじゃ、そのまんまじゃん!」ってつっこんでしまいました。

私は原作知らずに見てたので、すっかりローマインがなんかしたのかなぁ、とか思って見ていて、「そうするとこの総代のどう考えてもアヤシイ動き、アヤシイ表情はそう観客に疑わせておいて違う、というフェイクなのだな、ふむふむ」などと裏読みしてたもんで(笑) 考え過ぎちゃいかんってことでしょうか(笑)

どうも河原総代のレナードには、冒頭の法律事務所での「彼はまったく純真な男だな」とかいう周囲の感想に強烈に違和感を感じさせるところがあります。それは「片手ぐるぐる」だったり「無意味に半身回転」だったり「膝がぐねぐね」だったりする動きのせいだと思います。
被告人台にいるときの河原さんの顔見てるとおかしいです。いちいちリアクションがアメリカン。とてもイギリス人に思えない(^^;;

私の起こしたようなミスディレクションを山田さんがねらってたんだとしたら、確かに「納得」なんですけどね。なんか二回転半くらいひねられた気がします(^^;;

普通に考えたらでもやっぱり配置しないよねえ>レナードに河原さん やっぱり、ひねりなんだろうなあ。


ミスディレクション 睦月 - 2002/10/02(Wed) 11:54 No.38  


>河原総代のレナード
あの、つい、二回目を拝見したとき、「もしかしてローマインってだめんずウォーカー(BY倉田真由美)?」と思ってしまいました(^^;;;;;;

ああ、クリスティの名作を…ごめんなさい。


Re: だめんずウォーカーって・・(笑) froufrou - 2002/10/04(Fri) 01:06 No.40  


いやー私、すっかりレナードに肩入れしてました(^^;;(こんなことだから男運ないんだよなあ自分、とまで思ってしまいまして。私事ですが)(^^;;


Re: ひねられ具合 froufrou - 2002/10/05(Sat) 23:09 No.41  


もうちょっと補足説明を(^^;;
自分の場合、レナードって、どこにでもいるフツーの男の子に見えてしまったのです。総代もこういうとこあるんだ〜、みたいな。このいぢめられ系なかんじのまま幕切れまで行っってしまうとしたらすごいな〜みてみたいな〜とか思っていたのですがやはりそれはなかったのですね(笑)(席が後ろの方だったので遠目に怪しさが薄まってしまってたのかもしれないのですが(笑))イギリス映画に出てくるある種の若者のタイプ(もしくはミュージシャン系)(←パンクムーブメント以降に台頭してきた感があるのですが、ビートルズやストーンズの若いころの映像を見るとやっぱちょっと似たかんじが。特に労働者階級の若いのに多いノリのような気がします)、ああいう、話してることとまったくつながらない無駄な動きが多いとこは、あまり考えずにがーっとしゃべったり行動したりするタイプだからだな、と思ってしまいまして。こういう人って根が単純(よく言えば純真?(笑))だからあまり凶悪なことはできないのよね、とか納得しながらみてしまっていたのですね。
個人的には、ああいう形で揺さぶりをかけてくるタイプの役者さんは自分の好みからはちょっとはずれてしまうのですが(この人のことをもっともっと知りたい、と思わされるような人物造形の方が好きなのです。例えば・・いや、どなたとは申しませんが(笑))つくづく、一筋縄では行かない役者さんだなあ・・とも思いました。


Re: たびたびおじゃまします(^^;; froufrou - 2002/10/06(Sun) 23:20 No.44  


>冒頭の法律事務所での「彼はまったく純真な男だな」とかいう周囲の感想
労働者階級のことを書いてて思ったのですが、あれってもしかして、少しく階級差別意識も混じってたのではという気もしてきまして(レナードがどのクラスに属するのかわからないのですが、この連中に自分たちが欺かれるはずはない、みたいな、お茶を出す出さないでもめてたのもなんだか意味深なような・・)

蜘蛛の巣の時は、イギリス人のいいとこ(家族や肉親を大事に思う暖かみ)(それが事態をどんどんややこしくしてしまうお話でもありましたが(笑))がにじみ出るお芝居と感じたのですが、今回はなんか、外国人への意識といい、閉鎖的で保守的なとこをついてくる心理劇トリックという気もしました。(蜘蛛〜はクリスティ作品では異色とされているようなので、こっちの方が本来の持ち味なのかもしれないですね)(もしくは山田さん的には、前回の反動、だったりして・・まさか・・)(^^;;

労働者階級ノリ、についてもう少しだけ・・どうも彼らは生まれた時から人生を決められてしまってるようなとこがあるためか(ほとんどの人が、父親と同じ職業に就くか無職か、というかんじだそうです)将来に夢とかを持てない分、考えたり思索したりすることを最初から放棄してるようなとこがある気がするのです。最近、日本の若者にも近いノリの子が増えてきたように感じるのですが、これって、不景気による就職難と無縁ではないのではと(職場に入ってくるこういう子たち、話してみると素直で呑み込みが早いし考えてないようでけっこういろいろ考えてたりするしでなんだかいとおしいのです(笑)これまた私事ですが)(^^;


千穐楽のレナードくん 睦月 - 2002/10/07(Mon) 01:00 No.47  


ゆらゆら度が、前みたときから5〜7割減でした。いつのまに芝居変わったのでしょう(^^;;; でも、まだふらふらはしてましたけど。

河原@レナードは労働者階級というか、弁護団と別なクラス(階級)に見えてしまうのに、劇中のセリフでは同じクラス(階級)のひとと扱われてしまっているところが、最大の違和感だと思うのです。あそこで明確にクラスが違うのは、ローマインと謎の女だけに思えるので。


Re: 遅くなっちゃったのですが。  - 2002/10/08(Tue) 02:20 No.50  


東京楽日を観たのですが、私も総代の「左手ぐるぐる」が小さくなっていたような気がしました。
確かにうりまるさんが仰るとおり「そのまんま」ですね。> 河原@レナード
グリータが「絶対にやってませんよ!」(みたいなこと)言っても「うん、そうだ」とは思えませんものね。総代だから仕方無いか、と思って観てました。
総代起用をなんとか納得させたかったのです。> 自分


Re: 虚構性 froufrou - 2002/10/09(Wed) 00:55 No.51  


>起用
あ、それと想像なのですが、最初の方のシーンみてた時、これって年長の演劇人のかたたちから見た河原さんのイメージでもあるんじゃないかな、なんて考えたりしていました。あの声にあの体格ですし、庇護してあげたくなる系の印象があるんじゃないかと(なんかかわいい声してるし、という劇中の台詞、かなり共感しました(笑))

>階級
そういえば、以前みた河原さんの作品で、露悪的な性格だけど育ちはいい、みたいな役をご本人がなさっていてそれがなんかナチュラルにはまっていたのを思い出しました。少女マンガの邪悪なパロディみたいなお話で毒気に圧倒されてしまいその時はあまり意識しなかったのですが、考えてみればあの違和感のなさも不思議。ほんとに、どれはほんとの河原さんなんでしょうね・・(←さらに話をややこしくするようですが)(^^;;


やっと拝見 投稿者:ほりこみほ 投稿日:2002/10/06(Sun) 21:22 No.42  

ようやくこちらに加わることができました(^^)
帰宅直後なので、簡単に思ったことだけ。

冒頭、そして休憩明けごとのはじまり方がかっこよかったです〜。光と闇をうまく使ったという印象。

役者さんとしては、何と言っても麻美さん、多分初めて拝見したのですが、すごく素敵でした。立ち姿&歩く姿の凛とした感じ、それだけで「かっこいい〜」と思ってしまいました。

河原さんは不思議な感じ。海外ドラマの吹き替えのような印象でした。声がというのでなく全般的に。どこまでが本気なのか、なにがどこまで河原さんなのか、どっかうまくはぐらかされてるようであり、そう勝手に思いこんでるだけなのかなぁ?という印象もあり。生河原さんも初めてと思うんで、逆にもう1度別の機会に観てみたい気持ちになりました。

桂さんは、私こういうお芝居で変に外国的になってたりするのがダメなんですが、桂さんのセリフの言い方とかのほどよさ、自然さが心地良かったです。

余談ですが、パンフでの升さんの最後のひとことがツボでした。
休憩中、席で読んでて爆笑してしまいました。すてきー。


失礼しました ほりこみほ - 2002/10/06(Sun) 22:55 No.43  


麻美さん→麻実さん
です。ごめんなさい。

あわせて書き加え、松金さんよかったです〜。テンポとか絶妙。


Re: やっと拝見 睦月 - 2002/10/07(Mon) 00:51 No.45  


おかえりなさ〜い。

あたしも初日拝見したときは、いわゆる翻訳モノの仕草が違和感があって(河原さんまでいくと笑っちゃうんだけど)、かつらさんでほっとしてました。あとウィルフリッド卿の着替えをお手伝いしているところも自然な感じがして好きでした(^^)


Re: ワタシの目はやはり節穴^^;;; ぎょろ - 2002/10/07(Mon) 01:25 No.49  


>ウィルフリッド卿の着替えをお手伝い
昨日、二度目を拝見しまして、最初に法廷から戻ったウィルフリッド卿のタイを、カーターさんが背後からスッと外す“阿吽の呼吸”に、なんともシビれておりました。
最初に観たときは、ウィルフリッド卿がご自分でタイを外して、それをカーターさんに渡していたような記憶だったのですが、最初からカーターさんが外していたんですよね〜。何をどう観ていたんだろう、ワタシは^^;;;;。

>パンフでの升さんの最後のひとこと
私も実にツボでした〜!
万が一何か機会が生じたときには、自分もいっちょ使ってみたいと思っております(笑)。


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