初日拝見組。 投稿者:やぎ。 投稿日:2002/09/20(Fri) 01:04 No.13  

おじゃまいたします。
公式BBSからやって参りました。
門戸開放(?)ありがとうございます。
公演期間が長いので、こちらも賑わいそうですね☆
原作をまったく知らないというより
クリスティを読むのが苦手なのである意味楽しみです。
どんな桂さんなんでしょう。ドキドキしています。



おいでませ>やぎ。さん 睦月 - 2002/09/20(Fri) 08:49 No.14  


大阪公演もありますので、10月いっぱいまでここでいろいろみあんさんとお話できたらいいなあと思っています。よろしくお願いいたします。

(なお、11月以降は「ある豊かな生活」用としてリニューアル予定(^^;;;)


Re: 初日拝見組。 やぎ。 - 2002/09/21(Sat) 02:26 No.16  


「クリスティを読んでないって、素晴らしいことだわ!」
最後のドンデン返しを観て、自分のモノグサをたたえました。
そうくるよね、と思った更にその先、そうくるわけ?っていうラストは
終演後出口に向かう何組かの年配カップルからも感嘆の声が。

ロビ−は最初の休憩で既に食べ物売り切れ。
コク−ンのサンドイッチ攻撃のありがたさをかみしめました(笑)

麻美れいさんの冷たい美しさと一瞬見える柔らかさにクラクラ。
あんなにクレバ−な女性でも見えない事ってあるのね・・・。
と、ちょっと重い気分はグレッグ君を思い返すと自然払拭。
ひと粒で2度、どちらもおいしかったでございます。
(だからストロベリ−ちゃんもひと粒かと思ってました。贅沢だなぁ)
桂さんはル・テアトルの舞台にとても素敵に溶け込んで立ってます。
更にカ−テンコ−ルでの、嬉し恥ずかしげにまっすぐ前を向いている
輝いたお顔も、私には一見の価値アリでした。


Re: 初日拝見組。 睦月 - 2002/09/21(Sat) 16:26 No.17  


グレッグ君のあと、ローマインの証言が始まるのでなおさら「鋼鉄の女」っていう印象をうけました。でも最後に出て来る場面では、柔らかい女性でその落差がすてきでした。

終演後、友達とローマインはなぜ銃をもっていたのかなあ〜なにかを予感してもっていたんだろうか…なんて話をしておりました。


グレッグ(謎) 投稿者:睦月 稿日:2002/09/21(Sat) 01:24 No.15  

最初、出てきたとき、どなただかわかりませんでした(^^;)>個人的にはかなりツボでございました。いや〜びっくり(笑)

ローマインに肩入れしてみてしまったせいか、女につらい芝居だなあ、と思ってしまいました。あと、書き方が適切かどうか迷うのですけど、舞台のかつらさんをみていたら頼もしく感じました。自分も仕事がんばらなきゃ〜と想いながら帰りました。


上演時間は今日は2時間55分(休憩、15分・10分)でした。
物販は、パンフレットが1000円(稽古場のかつらさんの写真がよいです)、Tシャツ、クリスティの原作本、麻実さんのインタヴューが掲載されているミステリマガジン10月号、テレホンカードが販売されていました。ご参考まで。


Re: グレッグ(謎) うりまる - 2002/09/21(Sat) 19:16 No.18  


いつもネタバレ伝言板の設置おつかれさんです>むーちゃん

初日の幕も無事に開いたようで何よりです。
私は来週参りますが、急にこの三連休オフになっちゃったので、ぴょっと行ってしまいそうな自分が怖いです(笑)
(にしても、かつらさんファンは絶対遅刻できませんな)


Re: グレッグ(謎) 睦月 - 2002/09/22(Sun) 00:54 No.20  


はい、遅刻厳禁(^^) そしてチラシより一役増えています>ぼさぼさ頭のグレッグ君。

お茶の時間を気にしている場面があったのですが、てっきり、あの女の子と一緒にお茶をするんだけどでも仕事中だからケジメつけなきゃって想ってるのかしらん?と想ってみておりました(^^;;;>そういうわけではなく、真面目なひとだったみたい。

幕があけてすぐに、女の子の仕事ぶりに困っているカーターの姿に回りのかたがくすくすっと笑っていらしたので、なぜかちょっとだけほっとしました(^^;;;>母性本能?(爆)


Re: グレッグ(謎) nazca - 2002/09/22(Sun) 01:34 No.22  


カーターさんの時計と時間へのこだわりって、イギリス紳士のあまり良くない方のイメージの一つの頑迷さを表しているみたいで面白いです。悪い人じゃないんだけど、ちょっと独りよがり(笑)
それに自分の信じたものを絶対的に信じるというのが、後の展開で何を信じるかに繋がってるような気もします。

クレッグさんの「あ、それいらない。知ってるから。」でもかなり笑いが起きてて楽しかったです。クレッグさん、私もかなり好きです。ちょっと真面目すぎそうなカーターさんとへにゃっとしたクレッグさんのかけ離れ方が素敵でした(笑)


麻実さんのローマインがとにかく毅然としていてカッコよくて見惚れておりました。途中の変身振りも迫力あってやはりカッコいい。
松金さんのジャネットも何事にも動じなそうで、強いなぁと言う気がしました。


つらつらと。 投稿者:ぎょろ 投稿日:2002/09/23(Mon) 01:24 No.23  

観て参りました(^^)。
ニ幕後の休憩は、いまは15分に伸びてます。

原作の短編には無いドンデン返しが最後に用意されていて、「なんとっ?!」とドンデン感を満喫してきました。
んー、あのラストは、観ててローマインに肩入れしちゃうな。やっぱりそこは同じ女性だからでしょうかね(笑)。

音楽の曲調やタイミングになんかメロドラマみたい〜なんて思ったり、休憩の入るタイミングに火サスの♪チャチャチャチャッ、チャ〜ラ〜を連想してみたり(笑)。
自分が今まで触れてきた舞台とは、なにか異なるような印象を感じてました(違和感とかいうのではなくて、どちらかというと新鮮な感じ)。
お客さんの年齢層も、普段自分が行く公演と比べるとすごく幅が広い気がしたし。

カーターさんは、必要以上に時間に几帳面で(そう、ほんとに独り善がり・笑)堅物的印象がありながら、ローマインに睨まれて縮こまっちゃってたり、謎の女の口真似をしちゃうとことか、そういう部分に桂さんのコケティッシュな部分の魅力がうまく出てるな〜って思った(^^)。

噂のクレッグさんは、もー、可笑しかった〜。かなりツボキャラです(笑)。
ココで先に読んでいたので、出てきた瞬間「おっ、これかあっ!!」て思ったけど、そうでなかったら喋り始めるまで誰だか判別できなかったかもしれない(笑)。登場人物の中で一番ってくらい“柔”なイメージの人なので、その直後に出てくるローマインの“硬”感がすごく際立って見えました。緊張が続くあの法廷シーンのなかで、緩急のスパイスになってるような感じですね>クレッグさん。


クレッグさんもだけど、麻実さん演じる謎の女も最初誰だか判別できなった^^;。全然印象が違うんだもの〜。原作本では“老婆”だったので、「ばーさんが出てきたらローマイン」と思っていたせいもあるんですが。いやぁ、驚きました。

それにしても、しばらくレナードを観ていて、「彼は無罪だと確信するにはどうも胡散臭いんだよなぁ」、なぁんて印象を持ってしまったんですけれども・・・。原作読んでストーリーの流れは知っていたせいとか、“マチャピコ”という人のイメージに影響されている部分もあるのかなぁ(笑)。

イギリスの法廷って、昔はああいう鬘を付けるならわしだった、ということなんですよねぇ?
(あのビジュアルで今も公判やってるんだとしたら、かなりビックリだ・笑)


Re: つらつらと。 睦月 - 2002/09/24(Tue) 23:22 No.24  


やぎ。さんへのコメントを書いたあと戯曲を読んでみたのですが、戯曲だとローマインは机の上のナイフで…とあるのですが、(もしかしたら演出上の都合があってのことかもしれないけど)銃をバッグに入れていたというのは、誰に向けるにせよなにか予感があってのことなんだろうか、と思うと切ないですね。

>河原さん
ル・テアトルのお客様にはいかがだったんでしょう?どうしても総代のイメージが(^^;; あと河原さんの「外人」っぷりが、静の麻実さんと対称的でツボでした。


今でもどうやら いしはらっち - 2002/09/26(Thu) 22:55 No.27   HomePage


ぎょろちゃん、睦月さん、こんにちは。
こちらでは初めて書込みします。
よろしくお願いします。

21日に観てきました。
クレッグ、おかしかったです。(^^)
「研究職や開発職にはあーいう人、いるいる!」とクスクス笑いながら観てました。

さて、ぎょろちゃんの書込みで
>(あのビジュアルで今も公判やってるんだとしたら、かなりビックリだ・笑)
とあったので、思わず調べました。(笑)
どうやら今でも正装はあの衣装らしいです。(ガウン&鬘着用)
さらにオーストラリアでもそうらしい。
英国領のころの伝統が残っているということですね。

写真を探したら、テイコク株式会社さんのsiteを発見しました。
(ユニフォーム製作会社です。)
資料写真は1998年製のものらしいです。
鬘は馬の毛と知ってびっくり。

http://www.fcc.co.jp/teikoku/uk98/co_1.html


Re: なんと(^^;; froufrou - 2002/10/04(Fri) 00:25 No.39  


そういえば日本の判事も、よく見るとなんか不思議な衣装を(黒いスモックみたいな)着てますよね。うーん、法律の世界って・・
それと、こういうキリスト教圏の法廷劇みるたび考え込んでしまうのですが、無宗教の人間はああいう場では何に誓えばいいんだろう・・という(聖書、どっちの手に持ったっていいじゃないすか、なんてことも思ったり(笑))


麻実さんのインタヴュー 投稿者:睦月 投稿日:2002/09/25(Wed) 17:56 No.25  

朝日新聞のサイトに掲載されていたので御紹介します。
やっぱり「情婦」は意識されているんですね。

http://www.asahi.com/culture/stage/K2002092501117.html


Re: 麻実さんのインタヴュー 睦月 - 2002/09/25(Wed) 17:59 No.26  


読売新聞のサイトにも。ただ、ここはすぐに更新されてしまうのでお早めにご覧ください。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/main.htm


Re: 麻実さんのインタヴュー froufrou - 2002/09/27(Fri) 01:12 No.28  


マレーネ・ディートリヒがあの役を・・!ドイツから来た越境者、ある意味、本人の人生にも重なるような設定ですよね(どういう気持ちで演じていたんだろう・・。うーん、すごいことするなあビリー・ワイルダー監督・・)

一方、こちらはご本人は意識されてるのかどうか・・河原さんの役の、早口で動きにちょっと落ち着きのないかんじもなんかイギリスの若者っぽいような気がしました(笑)(あのせわしないかんじは、策士であることをほのめかすものだったのかもしれないですが・・。彼には一瞬、おびえたような視線を向けた(ように見えました・・)カーターが、ローマイン扮する謎の女にはどこか親しみを感じているような取り次ぎかただったような、あれは後から思うと、あの二人の真実を示唆するものだったようにも思えてきています。)


パンフレット 睦月 - 2002/09/28(Sat) 12:53 No.29  


パンフレットに「検察側の証人」の魅力は?という質問があって、河原さんが「外人役」って答えているんですけど、河原さんと麻実さんは余所の国のひとって感じがしました(^^;


ようやく見てきました〜 投稿者:うりまる 投稿日:2002/09/29(Sun) 00:29 No.30  

本日ソワレを拝見。私は原作未読派ですが、最後の大どんでん返しにはすっかりやられちゃいました!(実は、途中まで結末に近いことを考えてたんですけど、麻実さんにすっかりだまされちゃいましたよ…)面白かったです。
良質の舞台で、引きずり込まれてあっという間の3時間でした(そう、3時間もあるんですよねえ!)。

小さい細かい部分まで作りこまれているのが心地よかった。ただ劇場のキャパシティはもう少し小さいほうが、よりこの世界観を濃密に楽しめそうには思いました。ちとル・テアトルは縦長すぎますね。パルコ劇場なんかが理想的かも、額縁のサイズも、舞台との距離感も。
法廷のシーンなんか、被告席のレナードと証人席のローマインどっちも視界にすぱっと入れておきたいですもんね。

それにしても麻実さん…素敵です…。毎日、首筋にキスマークをつけられているのであろう、河原さんにぷち嫉妬(笑)

そして、かつらさん。考えたらああいう、スリーピースのベストのあるスーツ、懐中時計つき、なんて姿は初めて拝見したかも!きりっとした姿が素敵でした。
物語の初めに、これが法律に関わる何か、スクエアな世界の話なんだ、という世界を提示するカーターさんの役割はしっかり果たされていたと思います。

さらに、クレッグさん。いや〜びっくりしました。髪型もびっくりですけど(笑) 宣誓の紙を見せられて「もう覚えてるから見せないでいいよっ」って手で払うところとか、証言台への行き来のときにじーっと自分の手を見てるところとか、血液型の講釈を嬉々として始めようとするところとか、典型的な化学オタクっぷりでしたね。すごくおかしかった。
ぎょろちゃんも書いてますが、ここがおかしければおかしいほど、以降の緊張感が高まるんだと思います。実は上質のミステリには笑いがたくさんあるんですよね。

にしても、いい舞台なのに空席が多いのは残念でした(今日は後ろ5列くらいあいてました)。私も何とか時間作ってあともう1回、見たいなーと思っています(^^)


Re: ようやく見てきました〜 睦月 - 2002/09/29(Sun) 21:21 No.32  


スーツ好きにはわくわくでした(笑)>スリーピースのベストのあるスーツ、懐中時計つき



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