鷲羽山ハイランド(前半) 岡山県倉敷市下津井 電話086−473−5111
世に言う「絶叫アトラクション満載」とか何とかレジャー施設はいろいろありますが、今回チョイスしたのは鷲羽山ハイランドでした。時期はいわゆる夏休みで、かなりの人出を予想してましたが、驚いたことにそんなに人も多くなく、ほとんどのアトラクションは待つことなく乗ることが出来ました。
岡山から瀬戸大橋線で児島まで行けばそこからバスで行くことが出来、岡山から殆ど40分くらいでしょうか?車で行けばこれまた高速はスイスイと流れているし岡山から30分、倉敷からも30分あればいけます。おすすめはレンタカーでもして行くのが良いでしょう。
まず入り口で最初に驚きです。
というのも、入園料が税込みで2500円でアトラクションは乗り放題なのです。世間一般の「フリーパス券」という状態になるのです。入園料のみという設定もありません。プールもただですよ。レンタル水着とかは有料ですが、もっていけばいい訳ですから、この価格破壊ぶりは驚きとしかいいようがありません。し か も ハイランドのすぐ手前のコンビニでは優待券が売ってます。確か2300円になると思います。
すぐ近くには付帯施設として、ボーリングやビリヤードもあるビバハイランドというアミューズメントスペースもあり、そこら一帯が遊び満載になっているのです。パターゴルフはニーズが少ないのか手入れがお世辞にもいいとは言えず、芝はめくれているし心無い客が飲み物の入れ物を適当に捨ててたりします。なぜかそれぞれのホールに二つのカップがあり、どちらを狙えばよいのか今ひとつ分からない状態です。
さて、早速園内のアトラクションに目を向けましょう。
入り口から入った所にはステージを楽しめる場所がいきなりあって、今はサンバのショーを楽しめます。食べ物はここでしか食べれないと思います。 メニューにあわせてAからDまで食券を買います。気になるのはDの「日祝日にお弁当やお茶を扱う事がある。」というものです。土曜日だったので扱っておりませんでした。 広場もサンバショーにあわせてビンゴゲームをやっており、ステージの熱狂は伝わりますがお客さんがとても少なめでした。 |
最初の難関は階段です。山を利用しているので、急勾配の階段を登っていかなければ絶景を楽しむ事は出来ないのです。 ちなみに右の写真は僕がへばった途中の中継地点です。この倍の長さを登ることになるのです。左の写真のように、体力の自信のない人は迂回路を永遠登らなければなりません。って「必要とするでちゅ」はないやろ!!と思わず突っ込みたくなる看板です。 |
早速体力に自信のある?僕は階段を登ることを決意。どんどん登っていきます。やっと登ったぁと汗ぐっしょりで喜ぶのもつかの間、あと半分登らなければなりません。そのころには冷静な判断力など何もなくなってます。
登りきった所は海抜170mでここからの風景だけで十分きれいです。瀬戸大橋を一望に出来、ちょろっと横を向けばそこは児島の町が一望に出来ます。
すっかり舞い上がった僕は早速何か乗りたくてきょろきょろします。その姿を見たスタッフのお兄さんが「如何ですか?」と呼び込んだものそれはバンジージャンプです。
「まぢっすか?」とか言いながら「バンジーしたことないし、いっちょトライするべ」と軽く受けてしまったのです。ちなみに全アトラクションで唯一お金がかかります。1500円で1バンジー+勇者の証のTシャツをくれるのです。
上を見上げると、ジャンプ台の所で少年が「ひぃぃぃ〜」とうずくまってます。しかし、「これはスポーツで不慮の事故がある可能性を納得した上でトライします」というような誓約書?みたいのにサインをして体重を計られます。標準よりは軽めの僕はあっさり審査をパスしてしまいます。ちなみに分かりますかね?右上の写真のTの字になっているところ。。。。そこがバンジーの会場です。この施設の床の位置自体が写真の階段と同じだけ下にあるのですよ。サインをして、だんだん怖くなってきた僕はスタッフのお兄さんと色々会話をして何とか緊張を解きほぐそうとするのですが。。。。。。。。
ほぐれるわけねーーーだろぉぉぉおおお
まぢでやばいです。だって怖いんだもん。つけるジャケットも何やら大げさで、「あのーちょっとゆるくないですか?」とか「前にロープがつくって事は前に向かって飛んだらロープにぶつかりますよね?」とか少しでも安全である事を確認したくてたまりません。
さっきの少年は一向に飛ぶ感じではありません。
「あ〜こりゃキャンセルかもしれないなぁ」などとスタッフのお兄さんも言い出します。
階段を登るのにかきまくった汗は今となっては冷や汗も混ざってもうぐちょぐちょ。。
少年はおりません。。。。。。撤退は恥じゃないよ。。辞めるならやめたほうがいいよ。。とか僕がキャンセルしても恥ずかしくないように少年にキャンセルの念を送っているのでした。
スタッフのお兄さんが「それじゃ上まで上がって下さい^^」といわれ、覚悟を決めて階段を上がり始めます。やぐらを登るくらいなら出来るはずだよ。楽勝などと思ったら冗談じゃない。
登っても登ってもまだつかないのです。しかもしたを見たらそれでけで足がすくむような光景が広がっているのです。「大丈夫。飛ぶところの下にはでっかいエアーマットがあるし、そのまま落ちても大丈夫なくらいなはず!」しかしあと20ステップくらい下でも十分じゃないの?と思うくらい最後の一塊を登るのがきついです。
もうじき頂上。。と思った時に、「うわぁぁぁぁああああ」という雄たけびとともに少年が飛び降りました。「うわ!やりやがった!」
これで僕も後にはひけないです。