[01] 雲母坂ねたばれ伝言板 投稿者:睦月 投稿日:2001/10/09(Tue) 00:21:57
まだ公演が始まるには早いですが「ヒゲとボイン」に引き続き、「雲母坂」のネタバレ伝言板です。

作:松田正隆さん、演出:平田オリザさんが創る世界で、あたらしく出会う役者さんたちと、どんなかつらさんを拝見できるのか、とても楽しみにしています。

大阪から始まって長崎まで一ヶ月弱の公演期間ですが、意外と各地での公演期間は短めで残念です。その分ゆっくり皆様とお話ができたら、と思います。たぶん、いろいろ感じたことがコトバになるのに時間がかかりそうな作品になる予感がしています。どうぞ、皆様、お付き合いくださいませ(^^)

なお、公演情報、関連のサイトへのLINKはホームにおいてあります。


[02] まだ稽古中だから、何とも言えないけど 投稿者:かつら 投稿日:2001/10/15(Mon) 01:16:43
睦月さん、どうもありがとうございます。
今回の「雲母坂」は、公演期間も短いし、
見て貰える人数もかなり限られてしまうとは思うんだけど、
「我らヒーロー」や、山の手の山田君の「ブランベック」とかと
同じ感覚で、「TVとか映画とかと比べて、メジャーではないけど、こういう外部の仕事、俺好きなの」
という感じのものなので、見られた方がどう思ったのかがすごく
気になります。
何を言って貰っても全然大丈夫です、凹みません。
誉めてもらっても有頂天にならないように気をつけます。
公演始まったら、毎日見させて貰おうと思ってます。
よろしくね〜

楽しみにしてます 投稿者:睦月 - 2001/10/16(Tue) 01:30:38
いろいろな感想が書ける・読める「場」になるようになるといいのですが…がんばります(^^)

青年団のサイトでみると、まだチケットは余裕があるようです。みなさま、ぜひ。
>青年団:オンライン予約
http://www.seinendan.org/jpn/info/news.html

そうそう、人から教えてもらったのですが、(直接、お芝居とは関係ないと思いますが)松田正隆さんがいらした京都には「雲母坂」という坂がほんとうにあるんですね。でもチラシにあるような、なだらかな坂ではなく険しい坂のようですが(^^;)>比叡山の山頂まで最短ルートとか。
>雲母坂
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/thymu/hieizan.html
公演まで 投稿者:睦月 - 2001/10/23(Tue) 12:58:49
間があるので、ゆいつの手がかりの「雲母坂」で検索してみました。そしたらとある本の書評に行きつきました。

坂というのは「あの世とこの世」とか「聖と俗」といった境界の意味がるんだそうです。坂の上と下では「世界」が違うってことなんですね。

>坂の迷宮@志賀洋子著/日本経済新聞社 の書評
http://www.sankei.co.jp/databox/paper/9709/paper/0920/book.html
Re: 坂 投稿者:froufrou - 2001/11/16(Fri) 23:52:45
小泉八雲の怪談にも、坂が出て来ますものね。幽霊も出やすいち言われるようですが、この世にもあの世にも行き場のない魂が吹き溜まる場所、ということでもあるのかもしれないですね・・


[03] もう1週間なんですねー 投稿者:うりまる 投稿日:2001/10/25(Thu) 22:32:39
むーちゃん、設置おつかれさまでした(^^)(遅くなっちゃったけど…)

早いもので、あと1週間で本番ですね。
私が拝見できるのは、東京楽日だけなのですが、あらすじを読んだだけでもなんかぞくぞくしてきます。楽しみにしてます。
平田演出にかつらさんがどう対抗するか、期待してますね(^^)

にしても、1日とはいえ、長崎に行けるのはうらやましかったりします。オランダ村は閉園しちゃいましたが(^^;;観光もできるといいですねぇ〜(ってそんなこと楽しみにしてない?>かつらさん)。



[04] ルビコンゲートにて 投稿者:睦月 投稿日:2001/10/28(Sun) 00:27:16
「雲母坂」が紹介されています。CASTのイメージ写真&物語の概略付きです。

http://theater.rubicongate.com/schedule/product/1928.html

シアターガイド 投稿者:Joy - 2001/11/02(Fri) 00:27:28
青山円形劇場の情報欄にルビコンよりも詳しい概略が載ってました。
なるほどハードだわ。覚悟決めとく必要が判ったように思います。
そしてこの物語での桂さんはどんななのか、あれこれ想像して半月楽しむ事にしました(^^)
Re: ルビコンゲートにて 投稿者:睦月 - 2001/11/05(Mon) 01:06:53
シアガの概略は上演台本では1ページ目(^^;;
覚悟はいくらあってもいいと思いますです。



[05] 祝初日。 投稿者:うりまる 投稿日:2001/11/01(Thu) 08:56:00
おめでとうございま〜す!

むーちゃんは行ってるんだよね>伊丹
感想楽しみにしてます(^^)/

かつらさん、長丁場ですが、体調に気をつけて舞台乗り切ってくださいませ(^^)

初日おめでとうございます 投稿者:睦月 - 2001/11/01(Thu) 12:00:16
さすがにまだ、行ってません(笑)>仕事してるわっ!
ま、心がここにあるかは保証の限りじゃございませんが(^^;;
覚悟を決めて週末に旅立つ予定です。

今日の天気予報では週末からぐっと寒くなるとのこと。
かつらさんも、劇場にお出かけの皆様も万全な体調でありますように。



[06] ちょっと留守にします 投稿者:睦月 投稿日:2001/11/02(Fri) 23:18:58
明日、少し早い時間に関西方面に出発します。伊丹に行く前に秋の京都を見物してこようかと…「もなみ」のハンバーグにも誘惑されてますが(^^;;

モバイラーではないので旅行期間中はよめませんが、どうぞ、みなさま、お気軽に書き込みしてくださいませ。



[07] 初日は… 投稿者:うりまる 投稿日:2001/11/03(Sat) 14:03:01
どうだったのかにゃ〜ん。

むーちゃん
すっかり初日に行くと思いこんでました(爆)
今日明日なのね。気を付けていってきてね〜〜。楽しんできてね〜もなみ行ったら感想も聞かせてね〜〜〜。


脇道にそれる>もなみ 投稿者:睦月 - 2001/11/05(Mon) 22:11:49
脱線ですが、加納さんが出演された「料理少年Kタロー」のモデルになった「もなみ」というお店にいってきました。うっかりWハンバーグ定食を頼んでしまい、ハンバーグが二枚ついてきましたが、しっかり丼飯とともに完食。付属の海老フライもぷりぷりして美味しかったです。

いろんな人のサインや写真でうまった壁の中央に、加納さんのサインが飾ってありました(^^)

>もなみ
http://www.chouchoupark.com/west/area/log/monami/monami.html



[08] 断片的ですが 投稿者:睦月 投稿日:2001/11/05(Mon) 00:39:05
伊丹から帰ってきましたので、まだまとまっていないのですが、とりとめもなく感想をば。(3日ソワレと4日マチネを拝見してきました)

一見静かな演劇なようで、幻想する力に溢れている芝居。冒頭から登場のかつらさん演じる明のなにがほんとうだかわからない発言からすこしづつ、その世界に迷い込んで、最後にグロテスクな、いいようのない世界に取り残された…感じがしました。

一応の舞台になっている(と想ったほうがいいと思った)「長崎」のせいなのか、日本的関係性でありながら、ヨーロッパのイメージがしました。阿呆船とかキリストの受難とか…(最後のかつらさんのセリフ、聖書からなのかな。あとで調べてみます。)

観ながら、遠藤周作氏の「沈黙」を読んだときの感覚が蘇ってました。なんでかはよくわからないけど(^^;

かつらさんの演じる明は、行き場のない自分だからこそ故郷にしがみつこうともし、でも、やっぱりどこかに辿りつきたいとシタバタするところが心に残りました。結構、極端から極端に走るから、え?とも思ったんですが(^^;;>でも左翼の人が転向して右や保守派になるとよく強硬派になるのと似てると思った。

ミーハー的なことを書けば、明が誘惑する女性のすぐ後ろに座っていたのでどきどきしました(爆)>鉄の味がしたでしょ。
誘惑席として翌日知人に勧めさせていただきました(^^;

土曜マチネ拝見 投稿者:おくむら - 2001/11/05(Mon) 10:59:16
待っていれば東京に来るものを、フライングして伊丹で
拝見しましたおくむらです。

すごい芝居でした。
もう、あんまり形容する言葉がありません。
時代考証とかどーなってんだ? とか、どこの話なんだ? と
いうささやかな疑問は、力づくで押し流してしまう。
というか、この世界での話ではなく、アナザーワールドでの
できごと、と思ったほうがいいのかな、という。
後半特に、どんどん「浮世離れ」していきますよねぇ(笑)
さすが作家は、時空劇場と名乗っただけあるなぁ、と。
でっかい芝居でした。

それと、個人的には、公演ごとに、アタシのお気に入りの
女優さんを次々にコマしてゆく(爆)かつらさんが
羨ましかった(笑)
ぼ、ぼく、一緒に磔になりたいです、鬼頭さんとなら(激爆)
鬼嫁バージョン 投稿者:早寝姫 - 2001/11/05(Mon) 17:32:56
誘惑するサイドで観てしまいました。>誘惑席
アナザーワールド 投稿者:睦月 - 2001/11/05(Mon) 22:03:08
>おくむら さん

そうですねえ、東京とか長崎とか実在の場所や出来事に気を取られるとわけわからなくなりますね。途中ではっと気がついきました(笑)。ちなみに教えてもらったのですが「特急あかつき」は京都〜長崎・ 佐世保を結ぶ寝台特急だそうです(^^;

》磔
まずは靴下に穴を空けるところから始めないと…繕ってもらえるといいですね(^^;

>早寝姫 さん
鬼嫁って違う話みたいだ(^^;;>鬼頭さんは兄嫁役でした。
やってるほうも 投稿者:かつら - 2001/11/08(Thu) 02:51:47
実は、かなり感覚を頼りにやってるようなところがあります。
今回のは、つじつまと考えてたら芝居が出来なくなっちゃう。
でも、ムードに流される芝居をしないようにだけ気をつけてます。

長崎の頃にはどんな芝居になってるのかやってる俺にも想像がつかない(笑)
>長崎の頃 投稿者:睦月 - 2001/11/08(Thu) 12:50:34
そんなこと言われたら長崎行きたくなるじゃないですか(笑)
平日で、しかも日帰りできない上演時間なのに>休憩込みの3時間15分。

ということで、たにせさん、ぜひ長崎公演の様子を教えてください(^^)



[09] 聖アントニウスの誘惑 投稿者:睦月 投稿日:2001/11/05(Mon) 13:13:48
パンフレットに松田正隆さんが執筆のとき、イメージのひとつとしてあげていらしたのが、ボッシュの「聖アントニウスの誘惑」です。(もうひとつあったのですが、こちらはまたあとで)

ボッシュは中世のオランダの画家で「地獄と怪物の画家」と呼ばれていました。当時はたいへん人気があったようです。(個人的には日本の地獄絵にと通じるものを感じます)

画像を見つけてきましたので、どうぞ。

>聖アントニウスの誘惑
http://art.pro.tok2.com/B/Bosch/bo11.JPG

>聖アントニウスの誘惑(拡大版)
http://www.geocities.co.jp/Beautycare/2494/st.htm

>ヒロエニムス・ボシュ
http://www.ne.jp/asahi/art/dorian/B/Bosch/Bosch.htm
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/010120.htm

>聖アントニウスの誘惑 投稿者:睦月 - 2001/11/05(Mon) 13:23:40
「聖アントニウスの誘惑」というのは、砂漠で修行している聖者のもとに悪魔がやってきて、さまざまな幻覚を見せ、修行を止めさせようと誘惑するが、聖者はそれを退けた、という、キリスト教の聖人伝説のひとつで、中世から近代まで絵画や彫刻、音楽などの題材になっています。
十字架を担うキリスト  投稿者:睦月 - 2001/11/07(Wed) 23:17:52
もうひとつ、あげていらしたのが同じ画家の「十字架を担うキリスト 」でした。
そちらの映像はこちら。左下がヴェロニカです。布も(^^;

>十字架を担うキリスト 
http://art.pro.tok2.com/B/Bosch/bo01.jpg
Re: 聖アントニウスの誘惑 投稿者:うりまる - 2001/11/08(Thu) 02:35:07
初めて聴いた画家ですが、ちょっと怖い絵ですね。>ボッシュ

そういえば、ヴェロニカって? 布??

Re: 聖アントニウスの誘惑 投稿者:かつら - 2001/11/08(Thu) 02:35:57
なんともオドロな絵ですね。
でも懐かしいような、へんな風景ですね。
Re: 聖アントニウスの誘惑 投稿者:たにせみき - 2001/11/08(Thu) 09:23:37
こんにちは、北九州の谷瀬です。
観てないけど、我慢できずに来ちゃいました(笑・・)
ボッシュは幼少の頃より好き、、、というか印象の強い画家で
(多分「世界の妖怪」とかそんな本で観たのだと思ふ)
くだんの絵もなじみ深いものですが、アレを念頭にホンを書くとは・・・。
おそるべし松田氏。ますます観たくなった・・・。
おいでませ>たにせさん 投稿者:睦月 - 2001/11/08(Thu) 12:59:07
来てくださってありがとうございます。事前にネタバレしていても芝居そのものから受けるパワーはそれほど変わらないと思います。長崎公演まで、遊んでいってくださいませ(^^;;
うまくご都合がついて観られるといいのですが。

ボッシュはあたしは澁澤龍彦さんの著書で知ったんじゃないかと思います。下の方にいる魚のおばけからのイメージも、作品の中にでてきます。あ、セリフででてくるだけで、かぶりもんで実物が出てくるわけではありませんけど(笑)
ヴェロニカ 投稿者:睦月 - 2001/11/08(Thu) 13:15:16
>うりまる さん
ヴェロニカは、十字架を背負ってコルゴタの丘に行く途中のイエスの汗を拭いてあげました。すると、その布にイエスの顔がそのままうつりました。その布からイエスの顔が消える日、それは世界が終わる前日なんですって、と桂さんが演じる明と女の子が会話する場面があるです。

「雲母坂」の中で、たぶん唯一ほのぼのというか…ほっと息をはける場面です(しかもそのあとは怒涛の展開)。でも、会話の中味は世界の終わりについてなんですけど(^^;;

明がいちばん素でいるような感じがしました。
Re: 聖アントニウスの誘惑 投稿者:まり - 2001/11/09(Fri) 02:12:03
東京オンリー組なので、参加しきれないのがもどかしいです。

ボッシュかぁ...(^^;)。
これは本格的に覚悟が必要か?と改めて気持ちが引き締まりました(笑)。
早く拝見したいです。>東京公演。

私も多分澁澤龍彦から知ったと思います。あ、でも種村季弘だったかも...。
図録が一冊だけ手許に有るはずなので(ただし要捜索だったりする。)、
拝見する前に目を通してから行きます。嗚呼、待ちきれない!。



[10] 東京公演が 投稿者:うりまる 投稿日:2001/11/08(Thu) 02:31:25
3日しかないってのも寂しいですね。もったいない。
すごくよかったらどうしよう、長崎まで追っかけるしかないか?(苦笑)

この期間はお休みなのかなあ? お稽古なのかなあ?

オフです 投稿者:かつら - 2001/11/08(Thu) 02:37:50
引越しのかたづけをやってます。
たしかにもったいない。 投稿者:おくむら - 2001/11/08(Thu) 12:36:11
ワタシには、長崎と佐世保を徘徊するうりまるさんの姿が
見えます(笑)

それはともかく、日程的にギリギリだったんでしょうけど、
やはり東京でも6ステしかないのはもったいない気がします。
気の早いハナシですが、早期に再演きぼ〜ん。
Re: 東京公演が 投稿者:うりまる - 2001/11/08(Thu) 23:46:37
かつらさん
ああっ、そんな大仕事が残っていたんですね(^^;;
片づきました〜?

おくむらさん
さすがにいませんよ(笑) ど平日だもの…土日なら危なかったかも(苦笑)



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