Keith McREADY(11)-(10)Ismael Paez
お薦め度=☆☆☆☆☆


この試合 はっきり言って上手いのか下手なのか全くわかりません。勿論プロなのでそれなりにイージーな玉は入りますが、難球、セーフティの精度はかなり落ちます。

見所は、キースの悪態です。ビールのんでいるのか(何やら飲んでいるシーンは写っている)テンションは高く、モローのラックに文句つけるだけならまだしも、納得いかないのか文句たれながら組んだラックをキュー先でこわしちゃう始末。これはアメリカントーナメントプレイヤーのマナーとかにリズムを崩してしまう日本プレイヤーは予習に良いでしょう。

プレイとしては、ヒルヒルの最終マス、モローのここいちが決まり、9番イージーコンビの形になってコメンテイターも「モローの勝ちぃ!」みたいになり、ビデオもコンビで9番が穴に落ちる直前でポーズします。次の瞬間、あさってにとんでいった9番が写ります。なかなかイキな演出です。残り球を「えっ!?大丈夫?」と言いたくなるようなヘベレケ状態でキースがとり切って逆転勝ちです。

しかし9番コンビを踊るように(体ごとコジる感じ)バチッっと撞くあたりモローらしくてなんとも愛嬌を感じます。エンターテインメントとしての作品としては楽しく見れますが、US OPENの緊張感とかとはほど遠い試合です。


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