お薦め度=☆☆
2001年のビリヤード界のトピックスとしてはTOKYO−9BALLを挙げる人が多いのではないでしょうか?エントリー730名という規模感と、賞金総額1億円という前代未聞のトーナメントだから当然といえば当然でしょう。
その準決勝の試合です。ビデオは国内のビデオとしては安めの3500円です。解説にはJBC会長の永田修司と、同じくJBCのプロ選手四條さんです。
SARDOタイトラック使用ですが、二人とも、しっかり割ってきています。そうそう、ルールは交互ブレイクで45秒ルールとなってます。
SARDOは即死しやすいといいますが、このゲームに関しては9セット目からノーインが続きます。
見所としては、やっぱエフレンです。プレイ云々よりも表情がすごいです。まじで僕は、こんなに厳しい表情のエフレンは初めて見ました!まじで気合の入り方が他のトーナメントと比べて全然違います。席に座っている時も眉間に皺を寄せる程の厳しい表情のままで、こんなエフレンを前にキアムコは大苦戦を強いられるのです。2セット目のマスワリの7番をとばしたために展開は一方的になります。
しかしエフレンって割とゲームを楽しむ感じで玉を撞いているのですが、この試合を見る限り、そうとう丁寧(撞くのは早いけど…)についてます。キュウー出してのびのびのっていくエフレンはよく見ますが、結構あわせて撞いてます。そのせいか撞いている時に、身体がよく動きます。レベルは違いますが僕らで言う「チビッテル」って感じがしないでもないです。ただ気合は入ってます。
キアムコは前半の5セット走られたため、そのまま潰れそうな雰囲気はあるのですが、6セット目のマスワリで復活します。
しかしまぁくどいようですが、エフレン怖いです。9セット目のエフレンブレイクはノーイン。これをキアムコ空から1−3−2コンビを決めてここから取り切るのですが6番を狙うキアムコごしのエフレンの表情は鬼です。まじで
9番を落としても鬼のままです。、流れはエフレンです。どうしても。やっぱ玉突きの神様を本気にさせるとこうなるのですね。
11セット目。2番を入れるときフラッシュが光ります。「おっと」って感じで構えなおすエフレンの表情も鬼です。
内容は少しこじんまりしてます。何がそう感じさせるのでしょう?とにかく淡白です。
ビデオの作りとしては、多分2台の移動型カメラをフットよりの中空からの固定で見やすいです。惜しいなと思うのは、リプレイシーンは無いです。真上からのアングルもないです。贅沢かな?
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | ||
Efren | ○ | ○ | BRO | ○ | ○ | BRO | ○ | ○ | ○ | BRO | ○ | BRO | ○ | 13 | |||||
kiamuco | BRO | BRO | ○ | ○ | ○ | 5 |
BRO=ブレイクランアウト