お薦め度=
僕がビリヤードのビデオを集めだしたきっかけの試合。「海外のプロはこんなにすごいんだ」と勘違いしてしまう試合内容で、とにかくお薦め!
初心者にも上級者にも分かり易く、玉突きの見本をしっかり見ることが出来ます。
唯一の難点は、1カメラのノーコメント(僕はこの方が好き)ということで、最近のコメントも入ってカメラも3台以上入る状況を見ると少しもの足りなく見える方もいるかと思います。コンディションも重くて、恐ろしくつっこんでもブレーキがかかった用に手玉が止まります。そんな中殆どノータイムでどんどん取り切ります。展開はブレイクノーインなら相手のウラマス、ブレイクインならマスワリという感じで進んでいく中、セーフティも同じリズムで完璧に作っていきます。ブレイクの当たりだしたストリックランドも3連チャンをきめたり、エフレンもまけじと3連チャン。てな感じです。
途中、カラコのスーパーショットがあったりと完全にエンターテインメントとして見れます。勝負は終盤の方、ストリックランドにフロックが一発出ます。殆どミスがない中で唯一のミスがフロックでミスにならないストリックランドに対して、エフレンはチビって撞くならキューの出せる方を、といった選択が恐ろしい押しカーブのキュー切れでスクラッチという展開。このわずかワンショットの出来、不出来の差だけで決着がついてしまった形です。