神田明神 豆まき式

豆まきは成田山や浅草寺が有名だが、2011年2月3日神田明神の豆まき式に出掛けたので掲載することにする。写真的には豆をとりながら撮るとか(?)豆をまく演台からでも撮れば面白いのだろうが、それは無理なので参加者を規制しているロープの外側から撮ることになり かなり難しかった。同じ日に富岡八幡での豆まきでは人身事故があったそうだが、今年から混乱をさけるため神田明神では豆まきを何回かに分けて混乱を回避していた。人間は本能的にとる(採る、捕る、獲る、撮る?)ことに執着があるのだろうか、自分も目の前に飛んできたガムを無意識でとってしまった。 

 
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神田明神鳥居横にある甘酒で有名な天野屋。
参道にある天野屋の古狸。
神田明神境内には猿回しの曲芸も出ていた。洗足池で練習してきたのかな?
豆まきの前に巫女が御神殿に入った。 神殿内で豆まき前の御祈祷があるようだ。
古式装束の神職の人や氏子総代が入った後 年男、年女などは花組など何組かに分かれて参進。
豆まきの開始はくす玉が割られスタートします。
なんと「確定申告はお早めに」と言う垂れ幕が下りてきた。 神田明神は商売関係の人が多く参拝するらしいからか、そうすると くす玉を割った人は神田税務署所長?
いよいよ豆まきが始まります。 豆ひろい参加者は何組かに別れ 入場を制限されています。
鳳凰殿の演台に上がった年男らが豆(お菓子)を投げます。参加者の手が挙がり始めました。 
老いも若きも子供も手を上げて豆を呼んでいるのか運をつかもうとしているのか。袋の口を大きく開けたのを掲げて少しでも多く取ろうとする人もいます。
自分の子供の頃は家で殻のついた落花生やキャラメルを親が撒いたのを拾ったものだが 今の子供達は節分を経験しているのだろうか。
  お菓子の中にはおみくじが入っているものがあり、後で商品などと交換できる。帰る時交換のための長い列が見受けられた。
  数分すると豆ひろい参加者は退場させられ、次に待っていた参加者グループが入って来ます。先程退場した人がどうやったのかまた入場していることもあります、豆(福)を多く取ろうという執念でしょうか。
豆まきが全て終わった時、リュックに拾ったお菓子を一杯詰め込んでいる人を見かけました。
豆まき式全景。節分は本来 年4回 立春、立夏、立秋、立冬の前日に行われた宮中の行事であったのだが 今は一般に立春にだけ行われるようになったようだ。
同じ日に行われる恵方巻を食べる習慣は関西方面より伝えられたものである。
若くて可愛いい年女もいるようだが 中にとても顔の大きな年女(顔が良く見えない)が一人まぎれているのが気になった。
   鳳凰殿の演台では赤鬼、青鬼も「福は内、鬼は外」と豆を投げるが、新宿の鬼王神社では「福は内、鬼は内」といって豆をまくらしい。 また浅草寺でも「鬼は外」は言わないようだ。
神田明神社鳥居前。 豆まきが無事終わって家路に着く人々。

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