東京江戸散歩 写好倶楽部     Gallery III 東京夏の歳時記 羽田まつり

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2019年7月28日、羽田神社の夏季例大祭である「羽田まつり」に出掛けてみた。かなり前にも撮りに来たことがあるが、その時は羽田神社周辺の町内神輿を数基撮っただけだったが、今回は羽田「平和の大鳥居」前からの町内神輿の連合渡御を撮ることが出来た。この祭りでは昔漁師町だった頃より伝わる「ヨコタ担ぎ」が有名で、他ではあまり見られない神輿の担ぎ方で、なかなか見ごたえがある。結果として写真もヨコタ担ぎの神輿を撮ることが多くなってしまった。

連合渡御が始まる前に青年連合会詰め所で一息つく祭り関係者。
フォトグラファーと赤いハチマキのおじさん。
連合渡御の出発する大鳥居前には町内神輿が集結しつつある。
羽田 平和の大鳥居

戦後日本の独立(講和条約の締結)を記念して昭和27年に建立されたと言う。平和の大鳥居は日本に2箇所あり、一の鳥居は箱根芦ノ湖にあり、羽田は二の鳥居である。
大鳥居前には各町会から14基ほどの神輿が集結しつつある。
ANAのキャビンアテンダントもお目見え。
連合青年会詰め所方面に移動する。
JALのキャビンアテンダントも登場、団扇を配って歩いている。連合渡御まで少し時間があるのでお茶をして時間潰し。
青年連合会詰め所に来ると、先発神輿が来ていた。
ヨコタ担ぎとは左右の神輿棒をシーソーの様に揺らす神輿担ぎである。
反対側の担ぎ手が飛びあがるのを、腰を下ろして支える。
かなり腰を使う担ぎで、あまり年寄りの担ぎ手には向いていないようだ。
あまり負担のない横棒には女子が多い。
多分荒海に漁に出た船が、荒波で揺れるのをイメージしているのであろう。
この青年連合会詰所のような詰所前では必ず神輿のヨコタ担ぎが披露される。
本一町会の神輿

連合渡御の出発地点「平和の大鳥居」方面に向かう。
弁天橋両脇には大漁旗が掲げられている。旗を裏から見ていたのか不仲とは変な町会と思ったら、下仲でした。
弁天橋は海老取川に架かる橋で、両脇には白魚神社や水神社等小さな社がある。
西町町会の神輿
西町町会のヨコタ神輿担ぎが始まった。
それー
えいやー
そらよー
仲羽田町会の神輿

そろそろ終盤になってきたかな。
仲羽田町町会の神輿
仲羽田町町会のヨコタ神輿担ぎ
弁天橋上の仲東町会の神輿
仲東町会のヨコタ神輿担ぎ
仲東町町会の神輿と大漁旗
仲七町会の神輿と大漁旗
旭町町会の神輿が平和の大鳥居より出発

稲荷前町会のヨコタ神輿担ぎ

大東町会の神輿

これが最終のようだ。
ヨコタ神輿担ぎ 無理すると危ないよ!
青年連合会詰所前で最後のヨコタ神輿担ぎ
   最後の神輿が去り、通りには連合渡御の神輿が連なっている。我々も喉湿し(?)に向かうことにした。
麦茶の無料サービス

キャビンアテンダントが麦茶の無料サービスをしていたが、他に焼きそばも無料で提供していた。この地域は昔の様に漁師も多くないだろうし、商店街もそれ程大きいと思えないが、これだけの祭りを行えるのはバックに羽田空港が控えており、ANAやJAL等がバックアップしているからなのだろう。自分の地元の町会で祭りの支援金を各家庭にお願いしているのとは訳が違う。

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