東京江戸散歩 写好倶楽部     Gallery III 鳥の地図めぐり 「カワセミ III」

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2017年11月頃 犬の散歩で近くの公園に行くと、カワセミが来ているようであり何人かのカメラマンがカワセミを追いかけていた。7年ほど前 自分もカワセミ撮りに夢中になった時期があるが、それ以降殆どカワセミは撮っていなかった。12月後半になるとカワセミ撮りカメラマンの数も多くなって来て、昔懐かしい顔のカメラマンも増えてきた、犬の散歩の途中に皆とお喋りなどしているうちに自分もまたカワセミの飛び込みの写真を撮りたくなり、2018年1月になって、犬の散歩等の用がない時に飛び込みを撮るようになった。7年間使ったことのなかった大きなレンズを持ち出してはみたものの、昔のようにファインダーで飛び込みを捉えるのは動体視力が衰えたのかなかなか難しく、持っていたがあまり役に立たなかった照準器を工夫してカメラに取り付けて参戦してみた。しかしファインダーで飛び込みを捉えることが出来た時のような達成感もなく、同じような飛び込みの写真ばかりで少々熱が冷めて来た頃 カワセミのペアリング(求愛)の時期となり、カワセミも餌とりよりペアリングの方に熱が入り我々の前であまり飛び込まなくなったので、この辺で撮りためたものを掲載することにした。Flickrに掲載しているものは英語のタイトルを記している。
オスのカワセミ
11月頃犬の散歩の途中に撮ったもの。ここは休息ポイントでこの場所に止まっているのを良く見かけるので、この頃からカメラを持って犬の散歩をするようになる。
   A kingfisher through the green
カワセミとカモメ
A kingfisher - do you like?

綺麗だろうと羽を見せびらかすように広げた。
この頃はまだ自分の餌場のテリトリ―を確保するため他のカワセミが来ると威嚇する。
A kingfisher - just a break

ちょっと休憩
A kingfisher - female

この頃はまだオスと縄張り争いの最中。
紅葉とカワセミ

不思議と紅葉の時期のカワセミの写真があまりない。この時期は他で忙しかったのか、あまりこの公園に足を運ばなかったようだ。
オスのカワセミ
A kingfisher - reflection

2018年1月に入り飛び込みを撮り始める。
A kingfisher - catch
捕食

カメラマンは多い時で20人以上になり、プロのカメラマンや飛行機専門カメラマン、女子カメラマン、外国人カメラマン、80歳以上の高齢カメラマン等いろいろなカメラマンが遠くからも来るようになった。
A kingfisher - catch II
A kingfisher in the colors
捕食 I
捕食 II
捕食 III
A kingfisher - continuous shooting I

飛び込みの同じような写真ばかり撮っていたので、連写した前掲の捕食 I II III の 3枚を合成して一枚にして遊んでみた。
A kingfisher - continuous shooting II

同じように他の飛び込みを連写した3枚の写真を合成してみた。3枚の写真を切り取り背景をコピペして目立たなくしただけの10分程で出来る手抜き合成である。
捕食

最近はカメラの性能が良くなったのか、ミラーレスの小さなカメラで素晴らしいショットを撮っている人もいる。
捕食

ほぼ毎日通ってきている人もいて、1ヶ月前まではカワセミの飛び込み撮りは初心者だったのが今や達人級の腕前になった強者もいる。
餌の捕りやすい枝のポジションに移る
捕食

今まであまり撮ったことがないので、正面からのショットを狙ったが、少々グロテスク
   狙いを定め突撃
捕食して飛び立つ場合は一旦小魚を捕まえ水面に顔を出すが
魚を咥えたまま水面下に一度潜り
反動をつけて飛び上がり
食事するための枝に向かう
垂直に飛び出す場合もあるが
態勢を整え水平飛行
空振り 餌が捕れなかったようだ。
今回はホバリングが撮れなかったのが心残りである。
浅瀬でのダイブ
正面からのショット。カワセミは正面から見ると少々グロテスク、あまり良い絵にならない。
飛翔 I
飛翔 II
休憩場所へ移動 I
休憩場所へ移動 II

移動するときは水面ぎりぎりで飛行する。
捕食 

ここのカワセミは一回の食事に、15分程の間に3〜4回飛び込み、空腹が満たされるとお休み処に移動し1時間以上戻ってこない。
捕食 

多くのカメラマンは6時間ほど粘るのだが、その内5時間ほどはカワセミがいないのでお握りで昼食を取ったり、公園を散歩中の人やカメラマン仲間とお喋りして過ごす。カワセミを撮ることよりも皆とのお喋りを楽しみに来ている人もいるに違いない。自分はカワセミ撮りに出掛けると、家の事もしないで遊んでいると家族のひんしゅくを買っているのだが。。
捕食

照準器では左目で照準点を見、右目でフアインダー内のフォーカスポイントを見て被写体にピントを合わすのだが、左目が利き目なのでシャッター押す瞬間どうしても照準器の方のフォーカスポイントを見てしまっているようだ。
小魚の頭を外に向けているのは、メスに餌を差し出す時のようであるが、この時は他の枝にいたメスは受け取らなかった。
オスが餌をメスに渡そうとしているが、メスは無視。自分で餌を捕ろうと水面に目を凝らしている。オスはしょうがなく自分で渡そうとした餌を食べ、ペアリングはならなかった。
このメスの方が餌とりは上手いようだ。ペアリングはオスがもっと餌とりが上達するまでお預けか?

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