東京江戸散歩 写好倶楽部     Gallery III 東京秋の歳時記 しながわ宿場祭り      おいらん道中

戻る

2019年9月28日「しながわ宿場祭り」の「おいらん道中」に出掛けてみた。本当は翌日の「江戸風俗行列」や「品川寺火渡りの荒行」等を撮りに行く予定だったが、天気予報では当日雨の予報だったので急きょ 前日行われる「おいらん道中」を撮りに出掛けることになった。「おいらん道中」は5人の花魁の約30分程の道中であり、あまり撮影できないと思い天気次第では翌日も出掛けるつもりだったが、例によって二日酔いで雨は降らなかったが翌日は断念した。以前江戸散歩で品川宿を歩いたことがあるが、「おいらん道中」は短時間で写真が少ないので 「おいらん道中」が始まるまで品川宿をブラブラした時撮った写真も掲載することにした。

善福寺

以前江戸散歩で訪れた所。かなり古くて賽銭箱もなく廃寺のような趣だが、横には社務所があり営業している様だ。
以前江戸散歩で発見した片目のない竜のこて絵が朽ち果てた壁にまだあった。
品川成田山(一心寺)

江戸三十三観音礼所の三十番目の礼所。
こういう狭い路地があると陋巷巡りをしてみたくなる。
これはマンションのエントランスで陋巷ではない。
法禅寺

品川小学校発祥の地とある。以前来た時は境内に大樹があったのだが、今回は気が付かなかった。
法禅寺の布袋様
法禅寺の主
東海道品川宿のレトロな金物屋さん
手古舞のチンドン屋さん

品川の地ビールを飲んで待っていると、いよいよ「おいらん道中」が始まるようである。
パレードの参加者は参加料を払って参加しているそうだ。ちなみに手古舞は1万円の参加費。
花魁の先頭を歩くのは禿「かむろ」。この子も参加費を払い選ばれているはずである。
いよいよ花魁(太夫)が登場
花魁は参加費5万円だそうです。
一度こういう衣装を着て花魁化粧をして,思い出を作りたい気持ちも分かるような気がします。
異人の肩貸し男衆

この肩貸しさんは宿場祭りのポスターに出ていたので、昨年も参加していたはず。
   禿(かむろ) 花魁の見習い

禿より年上でいずれ花魁になる新造というポジションもあるが、今回の「おいらん道中」では確認できなかった。
いずれは花魁として登場するのでしょうか?
花魁2人目登場
大傘を持つ傘持ちの男衆、風がなくて良かった。
花魁に負けずとカメラマンに人気の道中整理の女の子
   およそ2時間程のお練りだが、重い衣装と独特の歩きで、結構大変な労力だと思う。
花魁の前には「かむろ」が二人先導し、肩貸しの男衆に手をかけて、重い高下駄を外八文字に歩きます。
重そうな髪結い
おいらん道中は品川宿以外に本場吉原の浅草でもやっているらしい。
5人目最後の花魁登場
表情もそれらしく練習しているようです。
沿道はカメラを持った人達で一杯。
流し目をくれる花魁

最後に聖蹟公園で顔見世があるようだが、我々は早々と水分補給に行くことにした。

戻る