南町田自治会の概要


2017年7月に創立40周年を迎える南町田自治会の概要についてご紹介いたします。

東急田園都市線南町田駅を挟んで南北に広がる自治会の区域(町田市鶴間1,2,3丁目)は、東京都町田市の最南部に位置していますが、もともと丘陵地であったものを1960年代後半に、東急電鉄の肝いりで土地区画整理事業が行われ、住宅地、商業用地として分譲されて、今日の街の体裁を整えました。現在、自治会への加入者は約400世帯で、線路北側6、南側4の割合で居住しています。

駅から徒歩3分の距離にある鶴間公園は、緑多い憩いの場を住民に提供していますし、8月の夏祭りをはじめ会員相互の親睦と地域住民との交流を目指す自治会活動に、絶好の舞台を用意してくれています。また、2000年4月に公園前に開業したグランベリ−モ−ルとその周辺の大規模商店は、当地住民の日常生活を格段に便利にし、豊にもしました。

毎年4月中旬の日曜日に開催される総会では、当年度の活動計画と予算案が承認され、任期1年の役員が選任されて、自治会活動が開始されます。会長、副会長(3名)を含む役員数は30名で、活動単位である28ブロックに原則として1名の役員(常任委員)が配置されています。常任委員の任期が1年である中、継続性のある自治会活動を得るため有志会員の自主的応援に加えて、役員経験者の「顧問」や「準役員」の応援も頂いて運営をしております。毎月第1土曜日の夜に役員全員や顧問や準役員が出席する「常任委員会」が開かれ、総会に次ぐ機関として重要事項を審議・決定します。毎回の出席率は90%に近く、激しい議論が交わされることも珍しくありません。この委員会の議事録はブロック毎に回覧されますが、会員の関心が高く、比較的よく読まれているのが実情です。また、常設の委員会として交通渋滞の解消や交通安全に取り組む交通対策委員会、緑の環境維持を目指す建築協約委員会、地域諸団体との交流を深化させるため地域交流促進会が設置され、それぞれの目的に向けて活動しています。

自治会の年間行事計画は毎年度第1四半期中に決定し、すみやかに全会員に知らされますが、8月中旬の金曜日・土曜日に開催される南町田祭りを中軸に、10月の芋煮会、翌年1月の新春の集い&ドント焼きと大きな催しが続きます。とくに南町田祭りは昨年から打ち上げ花火も追加されて延べ4500人もの参加者を集め、地域の年中行事としてスッカリ定着した観があります。勿論、この準備は大変な苦労ですが、盛大に幕を閉じたとき一同が味わう感慨には特別のものがあります。

安全で安心できる街づくりと快適な居住環境の維持には、キメ細かい行政の後押しが欠かせません。ある局面では行政に対して強くものを申し、別の局面では行政に積極的に協力する自治会の存在は、地方自治が円滑に機能する一翼を担っているといっても過言ではありません。他方、新興住宅地として発展したこの地域では、隣近所の声掛けや助け合いの機会が極端に不足しているように思われます。そのため「我が街」としての纏まりを保った地域共同体確立への努力は、なかなか容易なものではありませんが、決しておろそかにはできないと考えています。

2006年5月に自治会とは別組織として「南町田自主防災組織」を立ち上げました。大地震等の自然災害の際には、行政による「公助」に依存せず、隣近所の助け合いで自分と家族の命を守ることを合言葉に、23のブロックを中核に全世帯が情報、誘導、消化、救助、給食のいずれかの班に所属し、各班長の任期を3年にするという思い切った構想ですが、こうした取り組みが広く理解されて、全自治会員のほか自治会員でない約50世帯が加入してまいりました。この新しい試みが、前述した地域共同体への力強い一歩となることを心から願っています。

鶴間地区はもともと空き巣狙いが多い所で、一時期は一日おきと言ってよいほど被害が多発していました。防犯を警察の手だけに委ねてはならない、自らの手で自分達の街の治安を維持しようとの思いから、2003年11月以来ボランティアによる巡回パトロ−ルを、南北ブロック交互で日に3回のペ−スで実施してきました。毎巡回に5〜10名の参加があり、参加者の防犯意識には高いものがあります。お陰で空き巣を始めとする侵入盗の発生は、年とともに目に見えて減少してきています。われわれのこの努力が評価されて、2004年度および2006年度の2回にわたって、東京警視庁生活安全部長より防犯功労者等表彰を受けました。

さらに防犯活動の一環として2006年3月以降、町田市立鶴間小学校児童の下校時の安全確保のため、あらかじめ登録したボランティアのうちの10名前後が通学路の要所に立って見守りをしていますが、この効果もあってか最近は誘拐や痴漢の発生を耳にしていません。

このように自治会組織が地域のために防犯、防災、環境維持の面で果たしている役割を見ると、社会的に必要な存在としての地歩を確固たるものにしてきていると言ってよいでしょう。地域住民がその事実を再認識したとき、現在50%強の組織率がもっと高まり、地域共同体へのアプロ−チに拍車がかかることを確信しています。

最後に、南町田自治会への皆様のご理解とご支援を衷心よりお願い申し上げます。

                                                2011年4月

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